思えば遠くに来たもんだ - matakimika@hatenadiary.jp
気がついたらなにかから遠ざかってしまっていた。空気がわからなくなった。声が聞こえなくなった。とくに知りたいとも、思わなくなっていた。おれから失われたものが何なのか、いまとなってはわからない。わからなくなったものは、もはや要らないということだ。一方で、いま足りないものはわかる。というかここ何年も不足し続けているものがある。感想だ。ひとの感想が読みたい。おれが好きなものを見たり読んだり遊んだりした他人の感想が足りない。おれの嗜好は完全にメジャーなので、探すのはべつに難しくないはずなんだけど。にもかかわらず、思えばそれが満足に得られた時期は短かった。なんだか時代が進んだ結果、中高生時代くらいまで逆行…
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