英語にしづらい日本語
「お疲れさま」「よろしく」「がんばって」など、英語にするのが難しい(あるいは、英語にしようがない)日本語についてのコンテンツです。オンラインゲームでのシチュエーションについてのみ語りますので、実際の会話で通じるとは限らない点に注意してください。ちなみに 「~しづらい」を「~しずらい」と書いているみなさん。それは間違いですのでこの機会に「~しづらい」に改めてください。感じにすると「~し辛い」です。缶詰(かんづめ)同様、かん「ず」めとは書きようがないことが漢字から分かります。
パーティプレイのあとの「おつかれさま」。ぜひかけたい言葉ですが、英語ではこれに当たるものがありません。You
must be tired. (君、疲れたに違いないね) などと無理やり訳しても「なんで? 疲れてないよ」ときょとんとされてしまうかも。先日アメリカの方とお話する機会があったので、「おつかれさま」について尋ねてみました。「Good job! でいいじゃないか」GJでいいそうです。パーティが楽しかった、よかったのであれば、It
was a good party.
It was a good team ever.(It was a good party I have ever joined)と、きちんと「よかった」理由を言えばいいでしょう。会えて楽しかった、組めてよかったのなら、It
was nice to see you.やIt
was very nice to team up with you. の方がよいかもしれません。ファイナルファンタジーXIで、海外のプレイヤーが定型文変換を用い【はじめまして。】と別れ際に挨拶するのは、It
was nice to see you.(お会いできて[パーティも組めて]よかったです) の It
was を省略した形として使用しているものと思われます。先日カナダ在住のオンラインゲーム仲間(FPSです)にも「おつかれさま」について尋ねてみました。「お前バカ? 俺達いつもチーム戦が終わったらGGって言ってるだろ」GG、すなわちgood
game. そういえば確かにこれは「おつかれ
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